乳がんカフェ

2017年大きなシコリが出現し乳がん摘出手術を受けました。乳がん手術を終えても怖さはいつもどこかにあります。まだ慣れないシリコンおっぱいと共に、ひと息つきながら経過を綴っていきます

乳がん手術前夜 画像と触診 シコリの大きさの違い 2

 

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エコーの計測と触診でのシコリの大きさの違いを担当医に伝えた手術前夜。

 

私の乳がん手術の手術方法

 担当医が戻って来るまでサインした手術同意書の控えを確認する。明日の手術は脇の方から縦に切り乳頭、乳輪を残す方向となっている。癌が取りきれない場合は、乳頭、乳輪を切除すると書いてある。へぇ~乳頭と乳輪残せるんだ。正面からは傷跡が見えないんだ。そういえばそんなこと言ってたかも。担当医の説明を聞きサインをした同意書だけど、ハッキリ言って記憶があまりなかった。シコリ発見からこの2か月、非浸潤がんと言われたものの、400を超える異常値を示したCA15-3、転移探しのPET‐CT、仕事の引き継ぎ、退職、生活も気持ちもジェットコースターからの急降下、PET‐CTの結果を見るのは一番の恐怖だった。転移はない、手術ができると安堵しても腫瘍マーカーの異常値が示すものがなんなのか不安で仕方がない。安堵と不安の中で聞きサインした手術同意書。

 

結局乳がんのシコリのサイズは?

 また触診するかもと裸にパーカーのファスナーを閉めたまま担当医を待つ。頭を掻きながら担当医が戻って来た。「先生どう?」と聞く。「う~んMRIもCTも見たんだけど、よく分らないだよね。エコーでは1.9なんだよ」「でも触ると4、5センチあるでしょ?私の胸が小さすぎるからかな?寝転がってエコー撮るとペッタンコの胸だから、計測不可能なのかな・・・」「それは関係ないよ。とりあえず切って取り出さないとね」

 

乳がん手術の切り口変更?

 「どうやって切るかな?」と真横にメスを入れるような仕草をした。「こっちの脇から縦に切るんじゃないの?あっそうか、脇からだと乳輪、乳頭とれないからか。乳頭とか残せないでしょ?取っていいよ」と言うと「いや、大丈夫でしょ。乳頭から離れてるし動くでしょ」と再度触診。「うん。よく動くね。手術説明と変わらず、術中検査してダメなら切除するからね」じゃあ明日ね。と担当医は出て行った。

 

手術前夜にトンチンカンな私の乳がんのシコリ

 明日の手術を控え私の乳がんを整理する。非浸潤がんはシコリを作らないとネット検索では書いてあるのに私の乳がんはシコリを形成している。2度にわたるマンモグラフィーは真っ白で何も写らない。最初のマンモグラフィーでは黄色い分泌物が乳頭から出て、2度目は出血した。2つの病院でのエコー結果は1.7センチと1.9センチ、どちらの病院も2センチ以下。なのに触診すると4、5センチはあるシコリ。何よりも不安なのは腫瘍マーカーCA15-3が400を超えている。トンチンカンな乳がん。同じような方がいないかブログを検索するが見当たらない。ほぼ、一睡もできないまま手術の朝を迎えた。