乳がんカフェ

2017年大きなシコリが出現し乳がん摘出手術を受けました。乳がん手術を終えても怖さはいつもどこかにあります。まだ慣れないシリコンおっぱいと共に、ひと息つきながら経過を綴っていきます

今後の治療方針は無治療を選択

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ステージ0→ステージ1の病理検査の結果と下がりきらない腫瘍マーカーCA15−3の結果受け、今後の治療は

 

ホルモン剤だからと喜べない

乳がんかも!と病院へ行き、細胞診ではなく針生検を提示された時、乳がん確定かな?と心を決め、まだ結果も出てないないのに、抗がん剤の副作用で脱毛した時のためにカツラ屋の予約をしようとしていた。抗がん剤は嫌だけど仕方ない!癌に勝つ!と気持ちを決めていたが、針生検の結果「非浸潤性の乳がんでホルモン陽性だから、よかったね。仮にステージが上がってたとしてもホルモン剤が効くよ」と最初の病院で医師に言われた時、ホルモン剤か・・・。と喜べずにいた。

 

抗がん剤も辛いがホルモン剤が辛い人もいる

リンパ節転移もあった母の乳がんはフルコース治療だった。術前に抗がん剤をし、手術、放射線、ホルモン治療10年。その治療を受け、母が辛いと言ったのは抗がん剤ではなくて、ホルモン剤だった。閉経前の私と閉経後の母ではホルモン剤の種類は違うのだろうが、母はホルモン剤が辛いという言葉を何度か口にした。

「抗がん剤は見た目を変えた辛さと脱力感が一気に来て短期で終わった。ホルモン剤はジワリジワリとこれが長期続くのかと思うと。なんかね・・・辛い」ホルモン剤の薬が途中で変わった時は更に辛かったようで「今度のホルモン剤はね、オリモノの凄いの増えて気持ち悪いし、なんかカー!っと顔が熱くなったあと気持ち悪くて・・・。体がねジワリジワリと辛いのよホルモン剤って・・。この気分の落ち込みもホルモン剤なのかな」と時折こぼしていた。そして10年後には骨密度が低下し、骨粗鬆症の薬を飲んだ方がいいと担当医は言って来たが、副作用に顎壊死という字を見て服用していない。

 

ホルモン剤には抵抗が

ホルモン剤が効くよと言われた時から、ホルモン剤のことを調べていた。やはり母と同じようにホルモン剤の副作用が辛くて途中で中止した方。そして私と同じように、子宮に筋腫などの疾患があり、ホルモン剤の副作用で筋腫が大きくなったり、内膜が増殖してしまった方。リュープリンのホルモン注射では、筋腫が小さくなるようだけど、注射か・・と後ろ向き。私は子宮筋腫の他に子宮腺筋症があるが、筋腫も大きくならず腺筋症も痛みもなく過ごせている。いつか痛みが来るのかもしれないが、このまま何も起こることなく自然と閉経を迎えたい。

 

骨も心配

 私は日常生活には問題がないけれど、先天性の疾患で股関節が弱い。被さりが浅く閉経後、骨がもろくなると共に足に負担が出てくるかもしれない。杖を使うのが人より早いかも知れない。と20代の時に言われている。ホルモン剤を飲むことによって人工関節をつけるを早めてしまうのではないだろうか?人工関節をつけると決まっているわけではないけれど、先々の不安が頭に浮かんでくる。乳がん、子宮、足の骨、どこに誰に、何を相談すればいいのか・・・。

 

ホルモン剤やりたくないです

「ホルモン剤が効くタイプだからね。今後の治療はノルバデックス ・・」と担当医が話し始めた時「ホルモン剤やりたくない。子宮体癌のリスクもあるし、筋腫が育つんじゃないかとか気にしながら飲み続けるなんて。いやだなぁー」と担当医に告げる。「健全の胸の予防になるよ?」と担当医は言ったが「大丈夫。もう乳がんにならない」と全くもって根拠のない自信を告げる。「ホルモン治療をするか、今決めないとダメ?子宮の定期検診に行った時に婦人科の先生とも相談してみたい。でも、飲みたくないけど・・・」「まぁ・・・0.1の乳がんだしね。まぁ・・・飲まなくてもいいでしょ」と担当医の言葉に喜んだが、飲まなくてもいいと言われると、飲まないことが本当にいいのか、下がりきらない腫瘍マーカーなどを考えると飲むべきなのか?と迷う気持ちも出てくる。「いろいろ調べて、考えて、飲みたくなったら飲む」と告げ、基準値外の腫瘍マーカーを来月も測定することにした。

何よりも、気になっているのはいつも腫瘍マーカーCA15−3だった。