乳がんカフェ

2017年大きなシコリが出現し乳がん摘出手術を受けました。乳がん手術を終えても怖さはいつもどこかにあります。まだ慣れないシリコンおっぱいと共に、ひと息つきながら経過を綴っていきます

三人目の精神科医登場 睡眠薬と悪夢の関係

f:id:forsomeone:20180609035818j:plain

結局、精神科医処方の睡眠薬を飲んでも1時間ほどしか寝れず、過去の封印していた記憶を思い出し朝が来た。

 

3人目の精神科医登場

「眠れなかったって?」と乳腺外科の担当医が朝の回診にやって来た。もう、薬いらない。もう飲みたくないと昨夜の症状を書きとめた薬袋を渡した。そして3人目の精神科の先生がやって来た。

 

自分が異常者に思える

不眠や薬のことより、麻酔の恐怖や過去の記憶を思い出したり、胎児の姿とか、私はイカれてるのでは?と思っても、そんなことを打ち明けたくはなく、昨夜の症状は薬の副作用であることなのか?聞いてみると「いや~。あんまり聞いたことはないですね」と言われ、「眠剤を飲んでも寝れなくて、精神科にまで掛って、強い薬をもらっても飛び起きて、自分が異常者に思えてきた。でも、もう薬飲みたくない」と言うと「乳がんの病気がわかった時は、ショックでしたでしょうし、それにこんなに大変な手術をしたんだから薬がうまく効かないことだってありますよ。人の出入りもあるし、病気や手術で大変な思いをしてるのに、環境の変化で僕だったら本当に大きなストレスを感じると思う」と、今回の精神科の先生は薬そのものの症状や効果の説明などは一切することなくメンタル面で同調してくれる話をする先生だった。

 

睡眠と乳がん手術後の体の回復

「寝れないことにストレスを感じていない」と言うと「体の回復には睡眠も大切なんですよね。医師の立場からすると、ちゃんと睡眠もとって欲しいなとは思うんですよ」と返ってきた。確かに睡眠をとらないせいなのか、病院食は全て完食し、さらにやることがない私はコンビニや院内のカフェなどで買い食いをしているにも関わらず入院中に体重が減ってしまった。

 

睡眠薬と悪夢の関係

過去に耳が聞こえなくなった時に睡眠や安定剤などの薬を処方され、悪夢を毎晩見続けたとことを話してみた。睡眠薬と悪夢って関係があるか聞くと「そういう副作用もあるかもしれないですね」と断言のない返事が返って来た。「形成外科の先生からもうすぐドレーンが外れると言われたので、退院間近だと思うし、眠剤はもう飲みたくない」と睡眠薬は飲まないことになった。退院後、睡眠障害が続くようなら外来に来てくださいと3人目の先生の外来診察日を教えてくれた。

 

睡眠薬で悪夢を見る人結構いるじゃない

先生がいなくなった後、すぐさまネットで「睡眠薬 悪夢」と検索すると睡眠薬で悪夢を見るなどの書き込みが多かったので、安心した。薬によっては副作用にも「悪夢」と書かれてるものもあった。ただ以前のような頭で見る悪夢とは違って、この時は体や心の中がゾワゾワと気持ち悪くて飛び起きた。これも悪夢なのだろうか。

睡眠薬の処方とはいえ、乳がんになって、入院中に精神科にまで掛かるったなんて思ってもみなかった入院生活だった。