乳がんカフェ

2017年大きなシコリが出現し乳がん摘出手術を受けました。乳がん手術を終えても怖さはいつもどこかにあります。まだ慣れないシリコンおっぱいと共に、ひと息つきながら経過を綴っていきます

退院後の腫瘍マーカーCA15−3 下がっているのか

 

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術後の病理検査の結果を聞きに行った時、採血室で腫瘍マーカーの採血もした。病理検査の結果を聞いた後、腫瘍マーカーの結果を聞いた。

乳がんが確定した時から、私の腫瘍マーカーCA15–3は高値の異常値を示し、転移探しのPET−CTまで受け、結果を待つのも聞くのも恐怖の日を過ごした。術後も何よりも気になっていたのは腫瘍マーカーのこと。腫瘍マーカーがこんなに高くなければ私はもう少し気持ちは落ち着けていたと思う。

 

これまでの腫瘍マーカーCA15−3の結果

針生検で乳がん確定後最初の病院で400を超え(基準値は30)

転院後、術前 198  (基準値は23)

乳がん手術後入院中 48

そして病理検査結果時に測定した退院後初めての腫瘍マーカー結果は 26

基準値超えてます。

400越え→198→48→26 下がって来ているとはいえ1度も基準値に入らない。ネットで他の方の腫瘍マーカーを見ると1桁だったり2桁でも10代。再発や転移に反応を示すというCA15−3が私は初発から高く、いつも基準値外。モヤモヤの不安感が消えない。ちなみにCEAは3.5→5→4→4.5(基準値5)基準値ギリのいつも高め

 

不安になる赤いエラー数字

下がってきているという結果でも、もしかすると一時的なもので、どか〜んとまた3桁に跳ね上がったり、それともジワリジワリと上がってきたりするのか?PET−CTではまだ見つけらない転移があるの?と不安で仕方ない。なんとか毎度基準値内に入っているCEAとは違って、CA15−3の欄に並ぶ数値は全て赤く表示されている。エラーだらけのCA15−3が不安にさせる。

 

担当医と私の気持ちの違い

基準値外の数値にがっかりしている私に対し、入院中、他の患者でも腫瘍マーカーが高い患者がいると教えてくれた担当医は今回の結果を見て「いいね!順調に下がってきているね」といつものニコニコスマイルを私に向ける。「先生、不安・・・。どっかに癌が隠れてるのかな?転移があるのかな?またPET–CT受ける?いや〜そんなに受けてたら被曝しちゃうよね・・・。血液クレンジングとか行ったら変わるかな?」と考え込む私。「どうして?下がったじゃない?これだけ手術して下がったんだから。胸の癌が原因だったってことだよ。腫瘍マーカーの基準値が元から高かったってことだよ」と言葉を向けてくれるが耳に入らず「どうしよう、転移が見つかったら・・・」と赤い数字の26を見つめ口にする。

「その時はその時に合う治療をしていけばいいんだから、今は転移は無い。それに、ほぼほぼ、非浸潤性癌なんだし」とポジティブスマイリーを向けた。その時はその時って・・タラレバの話をしても仕方ないのは分かるけど、その時は来て欲しくなく、その時を考えると恐ろしいのだよ患者としては。