乳がんカフェ

2017年大きなシコリが出現し乳がん摘出手術を受けました。乳がん手術を終えても怖さはいつもどこかにあります。まだ慣れないシリコンおっぱいと共に、ひと息つきながら経過を綴っていきます

痛みのある乳がん

 

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乳がんは痛みのない癌と言われている。


しこりを見つた翌日から私は胸に痛みを感じるようになった。ジンジンと熱をもっているような痛みで胸の奥が炎症しているかのような痛みだった。
毎朝ブラジャーを付けることさえ苦痛で胸のジンジンする痛みが腕を伝わり手の指先まで痺れる痛みを感じることもあった。

ネットで検索すれば「乳がんは痛みのない癌」と出て来る。ジンジン熱を持つような痛みは苦痛だけど、このしこりもこの痛みも乳腺症なのかな?と嬉しく感じる時もあった。

早く診察をしてもらって「乳がんではなく乳腺症」という診察結果に安堵し痛みを消してくれる薬でも処方してもらう。というストーリーを不安の中、想像していた。

 

痛みは1か月ほど続いた。

痛みが強い日もあれば、全く痛くない日もあったけど手術を受ける10月にはピタリと痛みがなくなっていた。

 

乳がん確定の告知を受けた日、医師からは
「初診時、胸が痛いとおっしゃってたけど、乳がんだから痛くないから。」と冷たい言葉を頂いた。

「でも痛いんです」と伝えると「乳がんは痛くないから!」と言い張られた。

私自身が痛みを感じて「痛い」と言っているのに、どうしてそこまで、マニュアル通りに痛くないと言い張るのでしょう。

 

転院後の主治医も
「乳がんは痛くないんだけどな・・・。」物腰柔らかく告げられました。

乳がんは痛くないと言われていますが、私は痛かった。
胸に痛みがあった時、迷わず病院へ一度検査に向かってください。