乳がんカフェ

2017年大きなシコリが出現し乳がん摘出手術を受けました。乳がん手術を終えても怖さはいつもどこかにあります。まだ慣れないシリコンおっぱいと共に、ひと息つきながら経過を綴っていきます

乳がん手術入院中ベッドから起き上がるコツと入院生活便利グッズ

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S字フックとミニトート

 ベッドでの生活が多くなると思い、ベッド周りの片付けにミニトートを持って行った。寝たまま片手で出し入れするのに深めのバックより浅目のバックの方が使いやすいかもと、ポッケト数も多いこのミニトートで正解だった。テレビのリモコン、スマホ、WI-FI、綿棒、顔用ウェットシート、飴やガムなどを入れてS字フックを使ってベッドの手すりにかけていた。コンビニやカフェに行くときにはスマホとお財布を入れて使った。

 

大き目のエコバック

 独身の入院生活、洗濯物を持ち帰って洗濯してくれる相手もいないので、病院の最上階にあるコインランドリーを何度も使用した。洗濯物を入れて持ち運びするのに大き目のエコバックは役だった。洗濯用洗剤、柔軟剤も1回づつになっている物をあらかじめ持って行った。

 

コインランドリー乾燥機代節約方法

洗濯物を乾かすため、乾燥機を使うけれど、その時、乾いたバスタオルを2枚ほど広げて乾燥機に一緒に入れると乾燥時間の短縮になる。入院中、乾いたバスタオル2枚はなかったので、バスタオル1枚と小さいタオルを3枚ほど一緒に入れて乾燥時間を短縮した。

 

大判ストール

 廃液のドレーンとは長い付き合いになる。病院が用意してくれたドレーンポーチを服の外から斜め掛けにしてトイレに行く時も、どこに行く時も一緒だ。前開きのボタンの間から飛び出ている管やドレーンポーチは大き目のストールのおかげでスッポリ隠すことができ、病院内のコンビニやカフェでお茶をするのに人目を気にせず過ごせた。それに、手術した右胸はガーゼなどで覆われているので大丈夫だけど、健全の左胸はノーブラ状態だったので大判ストールは役だった。

 

蓋付きマグカップ

 紅茶、ハーブティーのTパック、ドリップコーヒーなどを持って入院した。病棟のダイニングルームの給湯器でお湯を注ぎ病室まで、こぼさず運ぶのに便利。最初は持って行くか迷ったけど、100均のプラスチックの蓋付きマグカップを用意してってよかった。毎朝、清掃員の方がモップ掛けに来るけど、蓋をすれば埃も気にならない。

 

乳がん手術後ベッドから起き上がるコツ

 右胸の乳がんを手術したので、右腕を使うのが不自由。ベッドから起き上がるとき、リクライニングベッドを起こし左手でベッドの手すりを掴んで引っ張り上げる力で起き上がっていた。左腕に力を入れて手すりを引っ張ると、両胸筋に力が入り右の患部にも痛みが走る。傷口がパックリ開かないか、エキスパンダーがズレないか心配しながら、左腕、腹筋を使って頑張って起き上がっていた。

看護婦長から「テコの原理を使うのよ」と教えてくれた起き上がるコツ。

ベッドに横になったまま左腕を手のひらから、肘までをべったりとベッドに付け、その左腕に全体重を掛けるように起き上がる。手すりを掴んで引っ張り上げるより楽に起き上がることができた。

その後、自分なりに一番楽だったのは、起き上げたリクライニングベッドと腰の間に健全の左腕を回しいれてベッドを押すように起き上がるのが楽でした。これから手術される方参考になれば試してください。